2023年2月に待望のPSVR2が発売され、アダルトVR動画も見れることから、購入を検討している方も多いでしょう。
ただ購入するにあたって現役人気No.1の『Meta Quest 2』とどちらがエロ目的におすすめなのか知っておくべきです。
そこで今回はPSVR2とMeta Quest 2でどちらがアダルトVRに最適なのかまとめてみました。
購入を迷っている方、エロ目的のVRゴーグルを探している方はぜひ参考にしてください。
バーチャル岡本
スケベイトの管理人でライター歴5年を誇るアダルトVR専門家。
年間500本以上のVR AVを視聴し、国内・海外合わせて30以上のアダルト動画配信サービスを経験。
VRだけに留まらず幅広いエロ情報を研究し発信し続けている。
PSVR2とMeta Quest 2のスペック・特徴について
PSVR2とMeta Quest 2はいずれもアダルトVR動画の視聴ができますが、特徴・スペックが大きく違います。
まずは各機種のスペックを比較しながら簡単な特徴を見ていきましょう。
PlayStation VR2 | Meta Quest 2 | |
---|---|---|
本体価格 | 74,980円 | 128GB:59,400円 256GB:64,405円 |
パネル解像度(片目) | 2,000×2,040 | 1,832×1,920 |
ディスプレイ方式 | 有機EL | 液晶 |
リフレッシュレート | 90Hz・120Hz | 72Hz・80Hz・90Hz・120Hz |
視野角 | 110度 | 約100度(非公開) |
重量 | 560g | 504g |
レンズ間距離 | ダイヤルで自由調整 | 3段階調整 |
フィードバック | ヘッドセットの振動 | コントローラーの振動 |
必要な外部機器 | PlayStation 5 | なし |
PCVR化 | 不可 | 有線・無線どちらでも可能 |
PSVR2は2023年2月22日に発売された、PlayStation5に接続して使うゲーム機型のVRヘッドセットです。
初代PSVRの後継デバイスとして解像度・機能性もパワーアップし、VR業界でも特に大きな注目を集めています。
最大の魅力はPSVR2でしかプレイできないゲームでしょう。画質・臨場感など現代で最高峰のVRゲーム体験ができますよ。
対してMeta Quest 2は2020年10月13日に発売され、VR市場でのシェア75%以上を誇る最も売れているVRヘッドセットです。
PCやスマホと接続せずに使えるスタンドアロン型のヘッドセットとして、自分の好きな場所でVRが楽しめる自由度が魅力!
VRゲーム・動画視聴・メタバースなど、幅広いVRコンテンツを楽しみたい方におすすめです。
PSVR2とMeta Quest 2をアダルトVR視聴の観点から比較
ここからはアダルトVRの視聴に重要なポイントを軸に7項目で比較をしていきます。
- 価格
- 画質の高さ
- 着用感
- アダルトVRの視聴方法
- アダルトVR視聴の快適さ
- エロゲへの対応
- アダルト以外で楽しめるVRコンテンツ
比較1:価格について
PlayStation VR2 | Meta Quest 2 | |
---|---|---|
本体価格 | 74,980円 | 128GB:59,400円 256GB:64,405円 |
本体価格はPSVR2のほうが15,000円以上も高いです。近年の円安の影響により初代PSVRの発売当時55,000円よりも2万円以上高くなりました。
これにプラスしてPlayStation5が必要となるので、合計13万円以上とコスパが良いとは言えませんね。
対してMeta Quest 2は内蔵ストレージ容量によって価格が分かれます。ただ外部機器がいらないタイプなので、本体だけ買えばいいのは嬉しいポイント。
元々は37,100円という破格の安さでしたが、2022年8月に円安の影響で2万円以上値上げされました。
まぁ機能性を考えれば59,400円でも安いなと思うので、コスパはMeta Quest 2のほうが良いと言えるでしょう。
比較2:画質の高さ
PlayStation VR2 | Meta Quest 2 | |
---|---|---|
パネル解像度(片目) | 2,000×2,040 | 1,832×1,920 |
ディスプレイ方式 | 有機EL | 液晶 |
リフレッシュレート | 90Hz・120Hz | 72Hz・80Hz・90Hz・120Hz |
視野角 | 110度 | 約100度(非公開) |
PSVR2には発色が良いとされる有機ELディスプレイが使われており、HDRにも対応。輝度の表現もかなり高くなっています。
アダルトVRでも発色の良さが活かされており、髪や瞳など黒色がハッキリ映り乳首の色も鮮明!目の前にいる感もアップしています。
また新たに視線トラッキング「フォービエイテッド・レンダリング」も搭載。中心視野を高画質にし、視線から外れた部分の解像度を下げることで現実に近い見え方となりました。
視野角も110度と広いので、かなり見やすいディスプレイに仕上がっています。
対してMeta Quest 2も液晶ではありますが、1,832×1,920と高い解像度を誇ります。
特に感じたのが細かいところまで見やすく、映像にうっすらと格子状の模様が浮き出る「スクリーンドア効果」が大きく軽減されていたところです。
PSVR2ではMeta Quest 2に比べてスクリーンドア効果が目立っていたように感じました。
細かい点は出てきますが、実際はVRAV自体の画質が変わらないので、そこまで大きな違いは感じません。
いろいろな機種を試しているなら違いはわかりますが、初めてVRゴーグルを購入する方はどっちを選んでも感動レベルでキレイと感じますよ。
ということで各機種の画質はアダルトVRを見る上であまり気にしなくていいです!
比較3:着用感
着用感はPSVR2のほうが激しい動きでもずれないフィット性があると思いました。
PSVR2はしっかり作り込まれており、頭部のダイヤルで微調整も簡単!しっかり顔を覆ってくれるフィット感があります。
さらに後頭部にバッテリーを内蔵することで、前後の重量バランスが取れて首の負担が軽減される工夫も。
対してMeta Quest 2のストラップは簡易的なバンドのみ。もちろん後頭部には重量のかかるパーツはないので、PSVR2より負担が大きくなります。
別売りのEliteストラップをセットすることで、バランスとフィット感をアップさせることはできます。
ただアダルトVR動画の構成上、仰向け姿勢が多いので逆に簡易的なMeta Quest 2のバンドのほうが邪魔になりません。
最近では「天井特化アングル」と言って完全に上を向いて楽しむ作品も増えてきたので、PSVR2のパーツは余計邪魔になってしまいます。
ということで、フィット性などの着用感はPSVR2が上ですが、アダルトVR目的の場合だとMeta Quest 2が便利です。
比較4:アダルトVRの視聴方法
どちらも共通しているのは、国内最大のVR作品数を配信する「FANZA」を専用アプリで見れるということ。
PSVR2は『DMM TV』、Meta Quest 2は『DMM VR動画プレイヤー』をインストールするだけなのでかなり快適です。
アダルトVRを見るならFANZAだけ使えれば問題ないのですが、それ以外のサービスのVR作品を見る場合それぞれ視聴方法が違います。
国内2位のアダルトフェスタVRを視聴方法を例に挙げると、
・PCで落とした動画をUSBメモリに保存して月額有料アプリ「rad.」を使う
・4DMEDIAPLAYERの専用アプリをインストール
・PCからダウンロードした動画を転送し、好きなVR動画プレイヤーで視聴する(備え付けのメディアプレイヤーでも再生可能)
アダルトVRの視聴方法が充実しているのはMeta Quest 2です。アダルトフェスタVRの動画も専用アプリで見れるのが大きいですね。
備え付けのメディアプレイヤーもVRに最適化されているので、アダルトVR以外のVR動画を楽しむのにも役立ちます。
対してPSVR2内のメディアプレイヤーはVR動画再生に対応していないので、「rad.」アプリを使う必要があります。
こちらは月額料金がかかり、USBメモリに動画を保存する手間があるので、あまりおすすめできません。
まとめると「FANZAだけならどっちも快適だが、Meta Quest 2のほうがその他のアダルトVR作品も見やすい」ということです。
比較5:アダルトVR視聴の快適さ
アダルトVR視聴の快適さは完全にMeta Quest 2のほうが優勢です。ポイントとしては3つ。
- コードレスなので好きな場所・体勢で楽しめる
- 起動までが速い
- 音量調節ボタンが本体に付いている
まずMeta Quest 2はスタンドアロンのオールインワン型なので、外部機器との接続がいりません。そのため好きな場所で楽しめるのが快適ポイント。
PSVR2は初代からケーブル1本に減ったものの、あるのとないのでは差があるかなと思います。
初代PSVR1とPSVR2の配線の違いをご覧くださいhttps://t.co/ojTHUxA7tK pic.twitter.com/QQXDcERWMw
— ミスターVR / Mr.VR (@3DVR3) February 25, 2023
そしてMeta Quest 2は接続がいらないので、本体の電源ボタンを押すだけで素早く起動ができます。
PSVR2は普段PlayStation5に接続していなければ、「テレビの電源⇒本体の電源⇒コントローラーの接続⇒プレイエリアの選択」など手順が多いんですよね。
アダルトVRを見るときはムラムラしているので、すぐに動画を視聴できたほうが快適だと思います。
またPSVR2には音量調節ボタンが本体に付いていません。設定するにはHOMEのボリューム設定をいちいち開く必要があり、かなり不便だなと思いました。
作品によって音量が変わってくるので、すぐに調整できるMeta Quest 2のほうが重宝しますね。
またMeta Quest 2のようにスピーカーが付いていないので、イヤホンを必ず付けないといけないこともちょっと不満でした。
先ほど紹介した後頭部のパーツが簡易的という点も快適なポイントですよ。
比較6:エロゲへの対応
PSVR2はPlayStation専用タイトルのみをプレイできる機種なので、エロゲはプレイできません。
そもそもPlayStationは子供もプレイするゲーム機なので、性的描写の規制はかなり厳しいです。そのため谷間やパンチラを楽しむ程度のエロしか感じられないでしょう。
逆にMeta Quest 2はPCVR化もできるし、Oculus公式ストア以外のVRエロゲもプレイできるので、エロゲに最適です。
二次元キャラとガッツリVRセックスが楽しめるので、実写では味わえない興奮が得られますよ。
ただMeta Quest 2単体では遊べるエロゲは少ないので、PCは用意しないといけません。
「二次元キャラとセックスを体験したいけど設定が面倒・・・」という方には、アダルトVR動画で見れるエロアニメVRがおすすめ。
これならPSVR2でも視聴できるので、以下のおすすめ作品紹介から選んでみてください。
比較7:アダルト以外で楽しめるVRコンテンツ
アダルトVR以外で遊べるコンテンツを比較していきましょう。
ゲーム体験の質を求めるなら間違いなくPSVR2がおすすめです。
PlayStationでしか遊べない独自のタイトルは魅力的で、ヘッドセットやコントローラーの振動によって得られる臨場感はケタ違い!
360度からリアルに聞こえる3Dオーディオも搭載しているので、没入感も抜群です。
さらにPlayStation5のCPUを使うことによりゲームのロードや操作もサクサク。グラフィックもめちゃくちゃキレイ!
逆にMeta Quest 2はVRゲームだけでなく幅広いVRコンテンツを遊ぶのに適したデバイスです。
特にPSVR2にはない「VRChat」などのメタバースを遊べるのがPSVR2との大きな違いでしょう。
初代PSVRにはVARKでメタバースを楽しめましたが現在はサポート終了。発売して間もないためそのようなアプリも登場していません。
また動画視聴アプリの充実度が高いのも特徴のひとつ。
実質PSVR2は『DMM TV』のみがVRに最適化されたアプリで、NetflixやAmazon Prime Videoは2Dの動画をシネマティックモードで見れる程度しかありません。
最高峰のゲーム体験を取るのか、遊べるコンテンツ量を取るのかで選ぶといいと思います。
【まとめ】アダルトVRに最適なのはどっち?
これまでをまとめると、アダルトVRに最適なのはMeta Quest 2かなと思いました。
最大の理由は、アダルトVR視聴がとにかく快適だという点です。
画質はPSVR2のほうが綺麗でしたが、Meta Quest 2のワイヤレスで使える手軽さが大きいですね。
アダルトVR動画は作品のシチュエーションによって場所・体勢を合わせないと没入感が薄れるので、Meta Quest 2のほうがやりやすかったです。
またFANZAだけでなく、アダフェスの視聴も専用アプリが配信されているので視聴環境も整っています。
色々遊べるコンテンツも多く、価格も安いのでアダルトVR目的としては最適だと思いました。
- 外部機器がいらない分、価格が安い
- コードレスで使える手軽さ
- 画質も充分キレイ
- FANZA以外のVR作品も専用アプリで視聴可能
- エロゲもプレイ可能
- 遊べるVRコンテンツが多い
しかしPSVR2もFANZAには正式対応しているので、視聴環境的にも申し分ないです。
何よりPSVR2の性能を活かせる最高峰のゲーム体験は、他に代えがたい貴重なコンテンツでしょう。
アダルトVRだけを目的とするならMeta Quest 2ですが、正直PSVR2を選んでも全然失敗にはなりません。
欲を言えばどっちも試してほしいのですが、お金の問題も出てくるので、「どのコンテンツをメインにして遊ぶのか」で決めてみてください。
バーチャル岡本
スケベイトの管理人でライター歴5年を誇るアダルトVR専門家。
年間500本以上のVR AVを視聴し、国内・海外合わせて30以上のアダルト動画配信サービスを経験。
VRだけに留まらず幅広いエロ情報を研究し発信し続けている。