Meta Quest Proは2022年10月に発売されたMeta製初の高級ハイエンドモデルです。
主にビジネス用として発売されていますが、前作のMeta Quest 2と同様にアダルトVRの視聴も快適にできますよ。
今回はMeta Quest Proの特徴やスペックなど、アダルトVRユーザーの観点からまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
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バーチャル岡本
スケベイトの管理人でライター歴5年を誇るアダルトVR専門家。
年間500本以上のVR AVを視聴し、国内・海外合わせて30以上のアダルト動画配信サービスを経験。
VRだけに留まらず幅広いエロ情報を研究し発信し続けている。
Meta Quest Proの特徴・スペックについて
まずはMeta Quest Proのスペックについて、既存機種のMeta Quest 2と比較してみましょう。
Meta Quest Pro | Meta Quest 2 | |
---|---|---|
価格・容量 | 256GB:226,800円 | 128GB:59,400円 256GB:74,400円 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon XR2+ | Snapdragon XR2(865) |
メモリ | 12GB | 6GB |
ディスプレイ解像度 | 1,800×1,920(片目) | 1,832×1,920(片目) |
重量 | 722g | 503g |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz |
瞳孔間距離調整 | 55~75mm 無段階調整 |
58~72mm 3段階調整 |
ネックとなるのがやはり価格面ですよね。226,800円はさすがにVRライトユーザーなら手が出しにくいところ。
そもそもが一般ユーザー向けでなくビジネス用として開発されているので、この価格になっているんです。
2023年3月15日より約7万円の値下げとなる『159,500円』に価格改定されます!前よりかは手に入りやすくなりましたね。
スペックはハイエンドモデルということで、ほとんどの機能がMeta Quest 2より大きくパワーアップしています。
プロセッサはVR用に最適化されたQualcomm Snapdragon XR2+を初めて採用。50%以上の処理能力により性能は大幅にアップ!
レンズは従来のフレネルレンズから薄型パンケーキレンズを採用したことで、Quest 2より40%も薄くなっています。
ただ解像度の数値的には、他の人気機種と比較してもあまり高くないんです。価格を考えても「?」となりますね。
機器名/項目 | 解像度(片目) | 価格 | タイプ |
---|---|---|---|
Meta Quest Pro | 1,830x1,920 | 159,500円~ | スタンドアロン型+PC |
Meta Quest 2 | 1,832x1,920 | 59,400円~ | スタンドアロン型+PC |
PlayStation VR2(PSVR2) | 2,000x2,040 | 74,980円~ | ゲーム接続型 |
PICO4 | 2,160x2,160 | 49,000円~ | スタンドアロン型+PC |
Pico Neo3 Link | 1,832x1,920 | 49,000円~ | スタンドアロン型 |
HP Reverb G2 | 2,160x2,160 | 65,780円~ | PC接続型 |
DPVR-4D Pro | 1,920x2,160 | 49,480円~ | スタンドアロン型 |
VALVE INDEX | 1,440x1,600 | 125,800円~ | PC接続型 |
VIVE PRO | 1,440x1,600 | 94,000円~ | PC接続型 |
VIVE Pro 2 | 2,448x2,448 | 178,990円~ | PC接続型 |
数値だけなら同じ時期に発売されている「PICO4」のほうがキレイという不思議。
⇒PICO4の詳細はこちら
ただよりハイレベルな光学技術により、1インチあたりの密度が137%にアップし、色彩も1.3倍になりました。
パネルのコントラスト比も75%改善するなど、解像度の数値以上にキレイに見える技術が搭載されているんです。
さらに瞳孔間距離(ピント調整)も55~75mm間で自由調整が可能!Quest 2は3段階しかできなかったので嬉しいポイント!
バッテリーはMetaシリーズでは初となる後頭部に搭載。
これにより後頭部が重くなるので前後の重量バランスが改善。長時間装着の負担が減るので動画視聴にもピッタリです。
ただアダルトVRでは仰向け姿勢が多いので、寝転んだときに邪魔になるかもしれません。
USB Type-Cの高速充電にも対応し、本体とコントローラーを同時に充電できるドッキングステーションも用意されます。
付属するコントローラー「Meta Quest Touch Pro」は従来よりコンパクトになり、手に持ちやすい形に。
コントローラーにも3台のカメラがついており、バーチャル空間で360度の方向に移動が可能。
ハプティックフィードバックときめ細かなピンチ操作による微調整機能もあり、もっとVRを直感的に感じられるようになります。
- 処理能力がアップしたプロセッサを初採用
- 薄型パンケーキレンズにより40%も薄くなった
- ピクセル数・コントラスト比・色域もアップし、鮮やかな映像体験
- バッテリーを後頭部に設置し、長時間着用の負担軽減
- USB Type-Cの高速充電に対応
- コントローラーはVRを直感的に感じる機能にアップ
- 瞳孔間距離が自由調整に
購入はMeta社の公式オンラインストアのみで購入可能でしたが、2023年4月3日より各通販サイトで販売開始となります。
Amazon、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダデンキ、TSUKUMO、ヨドバシカメラなどで購入できるので、ぜひチェックしてくださいね。
Meta Quest Proで注目したい新機能
新たな機能として「RGBのカラーパススルー機能」「リアルタイム表情トラッキング」の2つが搭載されました。
フルカラーのパススルー機能
パススルー機能とは、本体に搭載されたトラッキング用カメラを通して、ゴーグルを付けたまま周りの環境を見ることができる機能。
合計10個の高解像度センサーにより、フルカラーで表示されるようになりました。
これにより更に没入感を増したAR/MR体験が可能に!ハンドトラッキングを活かした体験の幅も広がることでしょう。
実際にMetaのザッカーバーグ氏が、カラーパススルーでMRフェンシングを楽しむ動画が公開されました。
現実の映像もクリアで臨場感が高いですよね。こうなればアダルトMRの実現も近いかも??
リアルタイム表情トラッキング
リアルタイム表情トラッキングはゴーグルを装着した自分の表情をアバターに反映させる機能のことです。
またアイトラッキングの導入により、視線を使った操作やアバター同士でのアイコンタクトもできるようになります。
笑顔や眉の動きまで感知するので、遠くにいる友だちにも実際に目の前で会っているような感覚を味わえます。
より人間らしくなることで、メタバースでのVRセックスでも感じている表情が伝わってリアルになりそう…
Meta Quest ProでアダルトVRを視聴するには?
Meta Quest ProはMeta Quest 2のアプリがそのまま使えるので、基本的な視聴方法は同じ!
対応するアダルトサイトでVR動画を購入し、各サイトの視聴方法に基づいて再生を行います。
- DMMVR動画プレーヤーでFANZAの動画を視聴する
- 4D MEDIA PLAYERでアダルトフェスタVRの動画を視聴する
- PCに保存したVR動画をQuest 2に転送して再生
中でもおすすめなのが、国内最大アダルトサイト『FANZA(旧DMM.R18)』を使うことです。
FANZA(DMM)はアダルトVR業界最大手の動画配信サービスです。
最大の魅力はとにかく作品の数と質が優れているということ。国内シェアNo.1となる14,000本以上のVRAVが視聴できます。
全体の約40%が独占配信作品であり、業界屈指の美女が揃うエスワンやアイポケなどの独占メーカー作品が見れるのもFANZAだけ!
そして4.5K60fpsの超高画質HQ(ハイクオリティ)VRは、Meta Quest Proの高解像度ディスプレイとも相性バツグン!
視聴の流れとしては以下の順で進めていくとOK。
- DMMアカウントを作成し、見たいVR動画を準備する
- Meta Quest Proで視聴アプリ『DMM VR動画プレイヤー』をインストール
- アプリを起動してエロVR動画を再生
初めての方は20本以上の無料VRから試せるので、まずはここから視聴してみてください。
詳しくはMeta Quest 2の記事で視聴手順を画像で解説しているので、こちらを参考にどうぞ。
アダルトVRに適したデバイスとなるか?
Meta Quest Proの機能を考えれば間違いなくアダルトVRに最適といえます。
国内主要アダルトVRサイトのFANZA・アダルトフェスタの専用視聴アプリにも対応しており、ワイヤレスで楽しめるのが大きなポイント!
解像度も高く、薄型レンズになったことによる着用感向上など、機能面ではむしろオーバースペックです。
そもそもアダルトVRに最もおすすめと言われるMeta Quest 2のハイエンドモデルなので、当然の結果でしょう。
ただどうしても問題となるのが価格面ですね。
2023年3月から7万円の値下げにはなっても15万円ですから、エロVR目的と考えると高すぎます。
と考えると、安価で同等のアダルトVR視聴環境があるMeta Quest 2がやはりおすすめ!当サイトのVRゴーグルランキングでも不動の1位は変わりませんからね。
また2023年10月にはMeta Quest 3の発売も決定的なので、待つのもアリかなとは思います。
2023年10月にシリーズ最新作「Meta Quest 3」が発売開始
Metaの次世代VRヘッドセットの最新作『Meta Quest 3』が、2023年10月10日に発売されました!
価格は128GBモデルで74,800円(税込)で、さらに大きなストレージとなる512GBモデルも96,800円で発売されます。
Meta Quest 2と同じくスタンドアロン型のオールインワンヘッドセットとして、高い解像度、革新的な技術「Meta Reality」の実装、40%も薄くなった軽量化デザインなどすべての面でパワーアップします。
- 最大ストレージ容量の512GBモデルが登場
- 2064×2208の液晶ディスプレイでシリーズ史上最高の解像度
- 次世代Snapdragonチップセットを採用
- グラフィック性能、処理能力2倍
- 読み込み時間の短縮
- パンケーキレンズで本体が40%スリム化
- 後頭部の装着ベルトが二股になり着用感アップ
- 再生音域の音量が40%アップ
- コントローラーが簡素化された形状に
- 10倍以上の画素数となる高解像度フルカラーパススルー(Quest Proも超える)
- プレイエリアを正確に表現する深度センサー
- 複合現実(Meta Reality)体験が大幅に拡充
Meta Quest 2で利用できるアプリはそのまま互換性があるみたいなので、FANZAやアダルトフェスタVRも快適に視聴できるでしょう。
間違いなくアダルトVRに最適な1台になると思います。ただ価格がMeta Qust 2から3万円以上も高いので、コスパを求めるならMerat Quest 2でも充分だという印象です。
詳しくは以下の記事でまとめているので、こちらも参考にしてください。
まとめ
今回はMeta Quest ProについてアダルトVR視聴の観点から最新情報をまとめてみました。
結論としては『アダルトVRに最適な機能を持っていますが、価格の高さが気になる』ということです。
FANZAにも対応している貴重なデバイスなのですが、エロ目的で買うには高すぎますね。もちろん財布に余裕があるなら一択なんですけどね。
それより安価で同じアダルトVR視聴環境を持つMeta Quest 2を選ぶべきかなと思いました。
また2023年後半にはMeta Quest 3の発売も予定されています。エロ目的ならそっちを待つのもアリですよ。
バーチャル岡本
スケベイトの管理人でライター歴5年を誇るアダルトVR専門家。
年間500本以上のVR AVを視聴し、国内・海外合わせて30以上のアダルト動画配信サービスを経験。
VRだけに留まらず幅広いエロ情報を研究し発信し続けている。