VIVE FlowはHTCから2021年11月に発売されたVRヘッドセットです
シリーズ初となるメガネタイプのVRグラスであり、動画視聴やメタバースでの長時間着用の面で大きなメリットが期待できます。
今回はアダルトVR視聴の期待度も含めて、VIVE Flowの特徴など役立つ情報をまとめてみました。
ぜひVRゴーグル選びの参考にしてください。
▼アダルトVR初心者の方は以下の記事からどうぞ▼
バーチャル岡本
スケベイトの管理人でライター歴5年を誇るアダルトVR専門家。
年間500本以上のVR AVを視聴し、国内・海外合わせて30以上のアダルト動画配信サービスを経験。
VRだけに留まらず幅広いエロ情報を研究し発信し続けている。
VIVE Flowの特徴について最新情報
まずはVIVE Flowのスペックを確認していきましょう。
価格 | 59,900円 |
---|---|
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon XR |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 4GB |
重量 | 189g (+50g [1.2mケーブル]) |
ディスプレイ解像度 | LCD採用3.2K 1600×1600(片目) |
視野角 | 最大100° |
リフレッシュレート | 75Hz |
焦点距離調整 | レンズのダイヤルで自由調整可能 |
コントローラー | なし(スマホと連携) |
トラッキング | 6DoF |
接続 | USB-C Wi-Fi Bluetooth 5.0 |
VIVE FlowはスマートフォンとBluetoothでペアリングして利用する、一風変わったVRヘッドセットです。
楽しみ方としては動画視聴やメタバースの利用がメイン!これまでのVRゴーグルのような動きの激しいゲームは少ない印象。
またスマホとのミラーリングも可能なので、Netflixやyoutubeなどスマホに対応している動画サービスを好きな体勢で楽しめますよ。
見え方は違うけどNreal airのようなARグラスと同じ使い方が可能!
購入はHTCの公式サイトを始め、Amazonや大手家電量販店の通販サイトから可能です。
ここからはさらに詳しい機能や特徴についてご紹介していきます。
小型軽量モデルで着用がかなり快適
VIVE Flowの最大の魅力は圧倒的な軽さでしょう。本体は189gと缶コーヒー1本分ぐらいの重さしかありません。
実際に現行のVRゴーグルの重量を表にまとめてみました。
機器名 | 重量 |
---|---|
VIVE Flow | 189g |
Meta Quest 2 | 503g |
PICO4 | 585g |
Pico Neo3 Link | 642g |
PlayStation VR | 600g |
大体500g以上が基本なので、VIVE Flowがどれだけ軽いかというのがわかると思います。
軽さの秘密は本体にバッテリーを内蔵していないということ。使用するときはUSB Type-Cケーブルで外部機器からの給電が必要となります。
自宅では電源コンセントから、なければモバイルバッテリーが必要となるので、利用できる場所は限られますね。
着用はメガネ型なので耳にかけるだけ。これまでのバンドで固定するVRゴーグルのような接顔部分の圧迫感も軽減されているので、長時間のAV視聴もラクラク♪
フレームには高効率アクティブ冷却システムを実装しており、本体の熱もこもりません。
つけているのを忘れるほどの快適な着用により、アダルト動画の没入感もアップするでしょう。
さらに折りたたみ式なので持ち歩きもしやすい!外出先の視聴にも適しているので、移動中とかに利用しても良さそうですね。
高解像度の薄型パンケーキレンズ!メガネなしでも安心の焦点距離調整が便利
VIVE Flowのディスプレイには薄型のパンケーキレンズを採用。ディスプレイとレンズ感の距離を短縮することで小型化に成功しています。
解像度は両目で3,200×1,600と人気VRゴーグルの中では中間ぐらいですが、かなり綺麗に映りますよ。
ブルーライトフィルターも付いていて、眼精疲労も軽減してくれます。
映像の滑らかさの数値であるリフレッシュレートは75Hzと低め。動画視聴ぐらいなら問題ないですが、やはりゲームには向かないですね。
また左右の各レンズには焦点距離ダイヤルが6段階で配備。片目ごとに調整ができ、メガネなしの裸眼でも使用できます。
意外とVRゴーグルでメガネなしに対応している機種は少ないので、目が悪い方にとってはかなり嬉しい機能でしょう。
操作性について
VIVE Flowには専用のコントローラーが付いていません。その代わりにBluetoothで接続したスマホをコントローラー代わりに使用していきます。
Androidのみの対応!iPhoneは使えないので注意!
⇒対応スマホ機種一覧はこちら
操作についてはスマホを向けた方向にカーソルを合わせるレーザーポインターのような方式です。
慣れれば問題ないですが、しっかりコントローラーのボタンやスティックがあるVRゴーグルのように快適とは言えません。
操作のしにくさもゲームに向かない理由だと思います。
アダルトVRは視聴できる?
VIVE FlowはアダルトVR動画の視聴が可能です。
しかし国内最大のVR作品数を誇る「FANZA」には普通の使い方では対応していないのがデメリット。
ただ高価なゲーミングPCを用意してまでVIVE FlowでFANZAを見れるようにする価値はないかな…と思うので、それならしっかり正式対応している別のVRゴーグルを選びましょう。
通常だとPCにアダルトフェスタVRや海外無修正サイトの動画を落としておき、本体の「Movies」フォルダに転送して視聴します。
予めVIVE Flowには「VIVEPORT VIDEO」という動画プレーヤーが入っているので、そこで簡単に視聴できますよ。
この場合はゲーミングPCである必要はないので、わざわざ高スペックのPCを用意しなくてOKです。
アダルトフェスタVR・海外無修正サイトは視聴プレーヤーの制限であるDRMがフリーなので、ダウンロード後の転送ができます。
逆にFANZAはダウンロードしたとしても専用のDMM VR動画プレーヤーでしか再生できないので、未対応のVIVE Flowでは同じ方法で視聴ができないんです。
アダルトVRに合ったVRデバイスなのか?
VIVE Flowは小型軽量のVRグラスということで、本体形状の面ではアダルトVRに最適です。
装着もラクなメガネ型のため後頭部にジャマなパーツがなく、VRAVに多い仰向け体勢でもノンストレスでしょう。
ただ以下の点がアダルトVR視聴ではデメリットとなりそうです。
- 電力供給のため充電ケーブルを有線接続する
- コントローラーの操作が使いにくい
- 単独使用でFANZA・アダルトフェスタVRに対応していない
- イヤホンジャックがなく、ワイヤレスイヤホンが必須
中でも特に重要なのがFANZAへの対応ですね。
アダルトVRにとってFANZAが使えるかは最重要ポイントなので、対応していない時点で個人的には候補から外れるかな…といった印象です。
代わりのVRゴーグルとしてはMeta Quest 2かMeta Quest 3をおすすめしたいです。
同価格帯ながらFANZAの専用アプリが配信されていますし、解像度も高く、VRAVのリアルさや没入感も上です。
ゲームの充実度など楽しみ方も豊富なので、ベストバイはこちらでしょうね。
▼詳しい魅力はこちら▼
ただVIVE Flowの装着感や軽さはかなり魅力的なので、VRゴーグルをかぶることに抵抗がある方は試してみるべきかなと思いました。
まとめ
今回はHTCから発売されているVRグラス「VIVE Flow」について、アダルトVR好きの管理人視点でまとめてみました。
189gのボディとメガネ型の形状は動画視聴にピッタリです。スマホとのミラーリングもできるので、スマホ対応の動画サービスも快適に視聴できるでしょう。
VRゲームなど一切やる予定がない方にはおすすめのデバイスです。
アダルトVR視聴の面では、PC転送によりDRMフリーの動画は視聴できますが、FANZAには対応していないのがデメリットですね。
本体の形状は申し分ないだけに、非常にもったいないなと感じました。
目的によっては実用的なVRゴーグルとなるので、ぜひ参考に選んでみてください。
バーチャル岡本
スケベイトの管理人でライター歴5年を誇るアダルトVR専門家。
年間500本以上のVR AVを視聴し、国内・海外合わせて30以上のアダルト動画配信サービスを経験。
VRだけに留まらず幅広いエロ情報を研究し発信し続けている。